しんみょう

しんみょう
I
しんみょう【深妙】
〔古くは「じんみょう」〕
奥深くすぐれている・こと(さま)。

「寸鉄人を殺す~の旨趣を見ることあり/小説神髄(逍遥)」

II
しんみょう【神妙】
〔古くは「しんびょう」とも〕
(1)(普通の人にはできないほど)感心なこと。 また, そのさま。 奇特。

「~な心がけ」

(2)普段とは違って, おとなしくすなおな・こと(さま)。

「~にかしこまっている」「~に縄にかかる」

(3)人間の知力でははかり知れない不思議な・こと(さま)。

「~不可思議」

﹛派生﹜~さ(名)
III
しんみょう【身命】
しんめい(身命)
IV
しんみょう【針妙】
〔「妙」は「少女」を合わせて一字としたもの。 僧侶の隠語〕
(1)宮中の女官の私室で, 裁縫などをした女中。
(2)寺で裁縫をする女。 寺は女人禁制なので, この名目でひそかに妻女をおいた。
(3)貴人の家, 一般の家庭などに雇われて裁縫をする女。

「~をおはりと言てしかられる/柳多留 13」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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